伊勢山皇大神宮創建150年記念事業新本殿造営
当宮の創建150年、並びに新本殿の造営(伊勢の神宮より旧社殿を移築)を祝し、記念事業を執り行います。
令和2年に、当宮は創建150年を迎えます。
その祝賀として、伊勢の神宮より、第62回式年遷宮(平成25年)で建て替えられた
御正宮(皇大神宮)の旧社殿の一つを、一棟全て賜ることとなりました。
この社殿は、伊勢にあった姿のままで移築され、当宮の新たな本殿となります。
これは極めて異例のことであり、この新本殿が「横浜市民の誇り」となるようにという、伊勢の神宮からの格別の御配慮によります。
当宮だけはでなく、横浜にとっても、たいへんな栄誉といえるでしょう。
明治3年の当宮創建の遷座祭では、横浜の人々が力を合わせて、日本一の規模の祭礼を成し遂げました。
そのほとんどが開港以来の各地からの移住者であった横浜の人々は、
このお祭りで始めて心を一つにし、「横浜市民」としての意識に目覚めたと伝わります。
「はまっ子」という心意気も、この時に誕生したといわれています。
創建150年、並びに新本殿の造営にあたり、今ふたたび市民の皆様にお力添えを賜り、
これを横浜の慶びとして分かち合うために、「創建百五十年記念事業奉賛会」を結成いたします。
どうぞ皆様の御奉賛をお願い申し上げます。
第一期事業
神楽殿・参集殿の建設(平成29年8月竣工)
-
神楽殿
天窓より陽光が照らす屋内神殿。
百二十名までご参列頂けます。
結婚式や企業の祈願祭も執り行われます。
神楽殿仮想内覧はこちら -
神楽殿前室・遷御の間
日本絵画史上最大(5m×18m)となる壁画
「大遷座の図」(作・鳥居禮)が
参列の皆様をお迎えします。 -
参集殿
五十鈴の間・鈴鹿の間からなる大広間。
伊勢の神宮の御神宝を手掛けた
人間国宝・山岸一男氏の沈金「玉響」を
始めとする美術品の数々に包まれた空間です。
第二期事業
御本殿造営(平成30年9月完成)
本遷座祭 平成30年10月1日
奉祝祭 平成30年10月2日
-
仮遷座祭(平成30年2月9日)
旧本殿の解体に先立ち、
御神体を神楽殿へお遷しする神事。
夜の浄闇の中で斎行されました。 -
地鎮祭(平成30年3月4日)
本殿造営に先立ち、
土地を祓い清め大地の神々を鎮める神事。
物忌と呼ばれる童女が奉仕しました。 -
上棟祭(平成30年6月14日)
本殿造営の中で最も重要な神事。
色鮮やかな装束をまとった宮大工の手により、
棟木が打ち固められていきました。 -
本遷座祭(平成30年10月1日)
つつがなく竣功を迎えた新本殿へ
御神体にお遷り頂く神事。
伊勢神宮より戴いた新たな神殿へ
お鎮まりになることで、
大神さまの御神威はますます
高まることとなりました。
(明治3年、昭和3年に続く
三回目の遷座祭となります。) -
伊勢山皇大神宮創建百五十年奉祝大祭
令和3年5月15日・16日
第三期事業
(期間未定)
拝殿造営
摂社杵築宮造営
参拝者休憩施設外 境内整備